こころんハウスは、兵庫県で初めてのこどもシェルターです。
こころんハウスでは、安心してゆっくりと心と身体を休めることができるように、ひとりにひとつ個室があり、常駐のスタッフやボランティアとともに暮らします。
シェルターに入所する際には、こども担当弁護士(コタン)がひとりに1名つきます。こどもが抱える問題については、コタンを中心に、法律、医療、心理、福祉、保健、教育といった専門家が多角的な視点からサポートし解決を図ります。
こどもの気持ちに寄り添いながら、こどもがシェルターを出て次の居場所を見つけることができるように力を尽くします。
*利用対象者・・・
おおむね15歳~20歳までの女の子です。年齢については個別ケースによりある程度柔軟に対応したいと思っています
*シェルターの場所・・・
秘匿性があり、公開できませんが、兵庫県の阪神地区にあります。
*生活について・・・
「シェルター=身を守るための場所」であることから、安全が最優先です。それを基本に生活が決まっていきます。(詳しくはスタッフに聞いてください)
*サポート体制・・・
こども1名に対して、原則2名の弁護士が担当します。法律の他、医療、心理、福祉、保健、教育といった専門家が連携して全力でサポートしています。
*入所にかかる費用・・・
無料です。
虐待件数は、年々増加する一方、こどもを保護する役割を担う児童相談所の一時保護所は、常に満床状態にある上、特に10代後半のこどもたちにあっては集団処遇になじまないため、十分に保護が図れていない状況にあります。
そこで、つなごは、虐待や貧困等により家庭に居場所を失った10代後半の女の子に対して、緊急避難場所としてこどもシェルターを開設・運営しています。
こどもシェルターの暮らしは、概ね数週間~数か月程度を目安としています。入所中のこどもには、必ずひとりに1名(原則2名)のこども担当弁護士(コタン)がつき、必要に応じて、親権停止等の法的処置をとります。スタッフやコタンが、児童相談所、福祉事務所、医療、学校等と連携しながら、こどもの気持ちに寄り添い、こどもが次の居場所を選べるように、その後の生活や将来について一緒に考えていきます。
こどもシェルター事業へのお問い合わせは、つなご事務局(06-6415-6750)にご連絡ください。
Q1 コタン(弁護士)がつきますが、弁護士費用はかかるの?
A:日本弁護士連合会の法律委託援助事業を利用することができますので、こどもに費用負担はありません
Q2 どんな人が入所できるの?
A:帰る場所がない10代後半の女の子であれば誰でも利用できます
Q3 どうやったら入所できるの?
A:まずは、つなご事務局(06-6415-6750)に電話してください
Q4 シェルター内のルールは厳しいの?
A:携帯電話を持つことはできません。また、1人で外出することができず、
必ずスタッフやコタンが付き添います。このように入所する皆さんの安全を守るための
最低限のルールがあります。